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スタッフブログ

9/13 院内勉強会「上腕外側上顆炎の病態理解と治療」について(2022.09.13更新)

こんにちは、理学療法士の高石です。今回は「外側上顆炎の病態理解と治療」について勉強会を開かせて頂きました。

外側上顆炎は、30~50歳代の中高年齢層に好発し、それ以下での若年層では頻度が少ないと言われています。理由として、筋肉の柔軟性の低下や短橈側手根伸筋(ECRB)起始部の変性が発症に関与していることが挙げられます。また、俗称「テニス肘」と言われることから、テニスプレーヤーに発症することが多いことが知られています。テニスに伴う上腕骨外側上顆炎では、バックハンドストロークのインパクトの瞬間の手関節背屈でERCBに負荷がかかり肘外側部痛をきたします。

症状は、手首や手指を伸ばしたとき、または前腕の回旋時に肘外側部の痛みを訴えることが多いです。なかには、握力の低下や手のひらを下に向けた状態で、肘を伸ばしたときに肘のひきつれ感が強く、伸ばしにくいという訴えもあります。

評価として、圧痛部位の確認やThomsentest、中指進展テスト等を行い、炎症部位の特定・疼痛の再現性を確認します。

治療は、理学療法の優先度がもっとも高く、並行して薬物療法やステロイド剤局注を実施するとより効果的といわれています。理学療法は主に炎症部位の伸張性改善とADL上の伸張ストレス軽減動作の獲得を図ります。

また今回参考にした鹿沼整形外科リハビリテーション部の山田裕司先生の研究では、肩甲骨のモビリティ・スタビリティ低下が上腕を介して前腕に伝わり、ストレスが掛かることが症状の出現と関与していると考察されています。特にスポーツに伴う発症の場合は、局所への負担軽減として、肩甲帯へのアプローチも重要になると考えます。

肘の痛みが気になる方がいましたら、ぜひ当院を受診してみて下さい。

これからも私達は地域の皆様、スポーツ愛好家の方々に、的確な診断と適切なリハビリを提供できるように日々研鑽に努めてまいります。よろしくお願いいたします。

理学療法士 高石

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