オスグット病
お皿の骨のやや下が腫れて、痛くなるのが特徴です。ジャンプ動作、ストップアンドゴーを繰り返すことにより、膝蓋腱の脛骨付着部に負荷がかかり炎症が起きることで発症します。身長が伸びていて、筋肉が相対的に硬くなる成長期に発症することが多いです。
レントゲンで、膝蓋腱付着部の骨棘(骨の出っ張り)や遊離した骨片を認めることがあります。
エコー検査で、膝蓋腱の脛骨付着部付近に腫脹や血流亢進像を認めます。
痛みを起こす動作は避けて過ごし、投薬やクーリングで炎症を抑えます。体外衝撃波・超音波治療器・電気治療器により早期の炎症改善を期待できます。リハビリテーションでは、大腿四頭筋等、下肢の筋肉のストレッチによる付着部のストレス軽減が改善と再発予防に重要です。
。