こんにちは。藤沢ぶん整形外科リハビリテーションスタッフの藤田です。
今週は「水泳肩」をテーマに勉強会を開きました。

水泳肩とは水泳での肩の痛みのことです。水泳は日本のスポーツ人口で3番目に多いとされています。水泳では前に進む力の80％が上肢の動きによるため、肩関節に負担がかかりやすいです。小中学生からプロの競泳選手、そして50〜60代のどの年代の方でも肩関節通の頻度は高い事がわかっています。その原因は筋肉の疲労・こわばりと筋バランスの乱れによる、肩の動きの悪さと肩内部での組織のインピンジメント（ぶつかり）と考えられています。
水泳に伴う肩関節の痛みの治療には、疲労しやすい筋肉の強化、こわばった筋肉のストレッチして、筋バランスを整えて関節の動きを整えることが大事です。

当院には近隣スポーツジムで水泳を楽しまれている方も肩関節痛の悩みで多数来院されています。また、サーフィンにおけるパドリング動作での肩関節痛にも水泳肩と共通点があると考えています。皆様の期待に応えられるよう、今後も勉強を続けます。

藤沢ぶん整形外科は、健康で楽しく暮らしたい地域の皆さま、充実したスポーツライフをおくりたいと考えるスポーツ愛好家の皆さまの応援団です。よろしくお願いいたします。

文責　理学療法士　藤田