院内講習会
[2019.06.19]
先週のことですが、昼休みに院内講習会として、高齢者疑似体験セミナーを行いました。東京大学の山野井昇先生と早稲田大学の田中久雄生先生が開発し、長寿社会文化協会が作成した、高齢者の疑似体験ができる器具、ツールを貸していただき、実際に体験してみました。
白内障の視野を再現するゴーグル、肘関節、膝関節、足関節の可動域を制限するサポーター、手指の動きを制限する手袋、ポケットにおもりの入ったベスト。これらを装着して立ち上がり動作や、階段昇降を試し、お財布から硬貨を取り出す作業の想像以上の難しさ、黄色いゴーグルを通してみる色調変化も体験しました。思った以上に不便な状況を実感し、高齢者の方々の体の状況にあった対応の重要性を再認識しました。
藤沢ぶん整形外科は、来院された皆様に寄り添い、より温かな対応のできるクリニックを目指します。