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佐渡国際トライアスロンに参加して

[2024.09.02]

9/1 憧れの佐渡国際トライアスロンに参加してきました。スイム4km、バイク190km、ラン42kmの国内のトライアスロンの大会では最も長い距離で競われる大会で、トライアスロン雑誌の人気投票で毎年不動の1位の人気の大会です。台風の影響で開催が危ぶまれましたが、当日は雨も降らず、青空も見えて、暑いくらいの天気。心配した距離の短縮もなく、完全なコースでの開催でした。開催側と選手達の強い願いが叶った様に感じた1日でした。

スイムは、参加者全員が号砲と同時に一気に飛び出す一斉スタート。数人ずつ時間を開けながらのスタートしか経験がなかったので、スタート直後から隣と当たる、乗られる、のバトルがあり、心の平静とペースを保つのが難しい展開。さらにクラゲがたくさんいて、前の人が水をかいてクラゲが舞っているところに突っ込まなくてはならず、クラゲが触れた所を刺すのを感じながらも避けられない状況。振り返ると試練が多いぶん、経験値が上がったように感じるスイムでした。

バイクコースは、佐渡ヶ島をほぼ1周するコース。アイアンマンの距離よりも10km長いのですが、事前に聞いていたZ坂や小木乃坂は厳しく、その他にもアップダウンが多く、距離以上にハードなコースでした。それでも北側の海岸は黒い岩がゴツゴツしたところに白波が当たって砕ける、荒々しくも美しい日本海の光景、南側はのどかな漁港の光景、どちらも、心に響く素晴らしいコースだったのでした。後半、これまで走ってきた島の稜線が遠く見渡せる場所があり、あそこからここまで走ってきたのか!、と感慨に耽る時もありました。坂のたびに息が上がり、下りで息ついて復活するのを繰り返して、最後は、太ももぱんぱん、肩こりまくりでバイクを終えました。

ランは、真野湾に沿って緩やかにカーブするコースを4回周るコース。エイドで水を被って、氷をもらって頭や首筋に当てるのを繰り返し、仲間と声をかけ合い、元気をもらい、前を目指し。最後の周回は日暮れになりましたが、大会用に設置された街灯が湾に沿って遠くまで続く様子はとても印象的でした。

記録は13時間1分6秒で、朝6時にスタートして夜7時にゴールに辿り着きました。

「佐渡は、距離が長いけど、制限時間が15時間と短めで、コースも厳しくて特別な大会なんだ。」と聞いていました。確かにその通りで、毎年来ている仲間、周囲の参加者、そして開催者の想いの強さを感じた素敵な大会でした。

院長 ぶん

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