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8/20 院内勉強会 ジョイント バイ ジョイント セオリーについて

[2021.08.23]

こんにちは。理学療法士の齊藤です。今回は、「ジョイント バイ ジョイント セオリー」についての勉強会を行いました。

ジョイントとは、関節のことです。「ジョイント バイ ジョイント セオリー」とは人体の関節が、「安定性が重要視される関節」と「可動性が重要視される関節」に分けられ、それぞれが交互に並んでいるという理論です。

近年、体幹の重要性が注目されていますが、この理論では、腰椎・骨盤は「安定性が重要視される関節」に分類されます。そして隣接する胸椎と股関節が「可動性が重要視される関節」に分類されています。腰痛がある場合は、その安定性に問題があると同時に、胸椎と股関節の可動性に問題があることがあります。その場合は、腰椎の安定性を高める体幹トレーニングと胸椎と股関節の可動性を高めるトレーニングが有効です。

肩関節の場合は、肩甲胸郭関節が「安定性が重要視される関節」であり、肩甲上腕関節が可動性が重要視される関節」です。肩関節のトラブルでは、肩甲骨を安定させるトレーニングと肩甲上腕関節の可動域を改善するストレッチが有効です。

このように、「ジョイント バイ ジョイント セオリー」に基づいた分析が、病態の理解と治療につながるのです。今回は、この「ジョイント バイ ジョイント セオリー」の基本を確認し、日頃のリハビリテーションにおける治療方針の考え方を確認しました。

当院では、この「ジョイント バイ ジョイント セオリー」に基づき、効果的なリハビリテーションを提供出来るよう、頑張ります。よろしくお願いいたします。

理学療法士 斎藤康太

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