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やっぱり運動した方が良いらしい!

[2021.04.16]

「週2時間半以上の運動」で新型コロナの重症化リスクが下がるという報告がニュースになっていました。英国の医学誌British Journal of Sports Medicineに掲載された、”Physical inactivity is associated with a higher risk for severe COVID-19 outcomes: a study in 48 440 adult patients”という題名の論文です。カリフォルニアのRobert Sallis先生の論文です。興味深かったので、早速読んでみました。

新型コロナウイルスに感染した48440人について、パンデミック2年前の運動習慣と、感染時の入院リスク、集中治療のリスクを解析しています。ここでの運動習慣とは米国疾病予防センター(CDC)が推奨している、運動習慣ガイドライン第2版の運動量、1日30分、週5日、計週150分に当たります。検討の結果は、運動習慣のある人に対して運動習慣のない人の入院リスクは2.26倍、集中治療リスクは1.73倍だったそうです。つまり、運動習慣がある人は、コロナになっても、入院したり、集中治療室に入らずにむ可能性が高いということです。

ふむふむ。

最近、新型コロナウイルス感染症の後遺症にも注目が集まっています。そして、重症化してしまうと後遺症も重いことがわかっています。健康な暮らしに運動習慣が必要なことはわかっていましたが、このコロナ禍の時期を乗り切るためにも、やはり運動習慣が大切だということですね。

新型コロナの感染拡大による生活様式の変化で運動量が減った方も多いと思います。負けずに、頑張っていきましょう!

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