箱根駅伝を観戦しました。
箱根駅伝は、テレビの画面の方がよく見えるし、その時点での順位や出身高校、シーズン中の成績など解説も聞けるので、テレビで観た方が良いと思っていました。実際に沿道で観戦するのは、人混みや、場所どりのストレスがあり、何より寒そうだし、マイナスイメージで行ったことがありませんでした。
今年は、他の行事に参加する予定があり、テレビでは観れないし、途中で観ればいいのかも、と初めて沿道で観戦を計画しました。
1月2日の往路の日、どうせなら有力選手が競い合う”花の2区”を観るべきでしょと、戸塚駅近くの1号線沿いで観ることにしました。2区から3区の襷リレーが行われる戸塚中継所の少し手前です。約1時間くらい前に到着して、緩やかなカーブでランナーが走ってくるのをよく見れそうな場所に位置取って待ちました。読売新聞の社員が応援用の手旗を配っていたり、そばに神奈川大学のぼり旗が立ったり、周囲の人がスマホでテレビ中継をチェックしていて、ランナーが刻々と近づいていることがわかって、リアル観戦の雰囲気にワクワク感が募ります。それでも9時から10時にかけての陽の当たらない沿道はとても寒く、スマホを操作する手がかじかんで来て、足は冷え切って。
寒さが耐えられない〜と感じた頃に、先導車両が見えて。ついに、先頭を走る中央大学の選手の姿が見えたのでした。周囲のテンションも一気に上がり、21チームが過ぎていく時間はあっという間でしたが、頑張れ!、いけ!、、、という掛け声に溢れたのでした。大学名だけでなく、選手の名前を呼ぶ声も多く、ファンの熱さも感じました。選手の走りを見るのを楽しみにしていましたが、あっという間に走りすぎていくので、写真を撮るのに手いっぱいで、実際はよく見れませんでした。後から撮った写真を見て、こんなふうに走っていたんだ、と見直す感じ。ランニングフォームの観察は、テレビの方がずっと良いですね。
ランナーを観るのは一瞬でしたが、箱根駅伝の重みと、箱根を走るために賭けてきた選手の輝き、ファンの熱気を感じれた素敵な時間でした。
院長 ぶん