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9/24 院内勉強会「投球における肩関節痛・肘関節痛の評価」について

[2021.09.26]

こんにちは。リハビリテーションスタッフの高石です。今回「投球における肩関節痛・肘関節痛の評価」というテーマで勉強会を開催しました。

投球動作はわずか3秒ほどで終了する高速で緻密な全身運動です。この投球動作に伴う痛みは、主に肩関節や肘関節に出現します。しかしその原因は、胸郭、体幹、股関節から足と力が伝わる流れのどこかにあり、肩関節や肘関節にあることはむしろ少ないです。全身の運動連鎖が崩れた結果、可動域の大きい肩関節や、フォームによって強いねじりの力が働く肘関節に大きな負荷がかかり、症状が出るのです。つまり、症状のある肩や肘の局所の対応だけでは不十分で、全身の動きを確認し、修正、改善することが必要不可欠なのです。

評価として、まず、可動域や柔軟性、筋力などを上肢・体幹・下肢に分けて評価します。そして、投球動作のどこで支障を来たしているかを、フォームから把握します。その上での、可動域改善、筋力トレーニング、フォームの改善が治療となり、再発予防になります。

今回は、評価ポイントの追加項目の提案と投球動作における不良フォームの着目点の確認を行いました。

藤沢ぶん整形外科は、野球などの投球動作における肩関節痛、肘関節痛に積極的に対応しています。

投球動作で痛みや違和感がある方はぜひご相談ください。

理学療法士 高石

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