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11/30 院内勉強会「投球障害肩に対する評価と超音波を用いたアプローチ」について

[2021.12.03]

こんにちは。理学療法士の齊藤です。今回は、主に野球選手の「投球障害肩に対する評価と超音波を用いたアプローチ」について勉強会を行いました。

投球障害肩とは、ボールを投げる際の肩関節痛のことです。原因として色々ありますが、肩甲骨と上腕骨(肩甲上腕関節)の可動性低下、肩甲骨と胸郭(肩甲胸郭関節)の可動性低下が原因になっている場合があります。

この二つの病態を区別する方法として、Scapular assistance test(SAT)があります。肩甲骨の動きを徒手的にアシストすることで動作中の痛みが改善するかを評価する方法です。この方法によって肩甲胸郭関節の問題なのか、肩甲上腕関節の問題なのかを区別できます。今回は、このSATの手技を実際に試しながら、学びました。

さらに、肩甲骨の動く方向毎の分類を学び、実際の介入における着眼点を学びました。その中で、肩甲骨の動きの制限に多方向にかけて関わっている小胸筋に着目し、エコーを使って同定し、介入する手技を学びました。

投球肩障害だけでなく、肩甲胸郭関節の可動性低下に伴う肩の痛みに有用と考えます。

これからも私達は地域のスポーツ愛好家に寄り添い、リハビリできるように日々研鑽に努めてまいります。よろしくお願いします。

理学療法士 齊藤

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