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2/1 院内勉強会「投球障害からの投球復帰について」

[2022.02.03]

こんにちは、理学療法士の高石です。今回は「投球障害からの投球復帰について」というテーマで勉強会を開かせて頂きました。

投球障害は、投球動作により肩関節や肘関節に痛みや違和感が生じるものです。病態によって投球復帰までの期間はおおよそ決まっていますが、局所の炎症の程度や、体幹〜下肢の機能障害の有無、また成長期や成人といった年齢や性差などで個々の症例で調整する部分もあります。投球をある程度許可しつつ復帰を目指す場合と、投球禁止期間を設けて段階的に復帰を目指す場合、状況によって治療の進め方が違います。

今回は、平均的な治療期間、投球再開までの期間について考え、投球再開に踏み切るための評価方法について確認し、知識を深めることができました。

リハビリテーションでは局所的問題の改善を待ちつつ、体幹から下肢の機能向上を図り、復帰に向けたコンディショニングを行います。そして、状態を評価しながら段階的に投球復帰を進めます。加えて怪我や故障につながる不良動作を選手に理解して頂き、修正して再発予防を図ります。この流れを、局所の炎症改善に必要な時間に合わせて、リハビリスケジュールを組み立てます。

投球の休止期間は選手にとって非常に不安な期間だと思います。対応しながら早く戻りたいという気持ちを強く感じることがあります。その場合に、目標を持ってリハビリに取り組めるためにも、先の見えるリハビリスケジュールの提示をしていくことが大切と考えています。

藤沢ぶん整形外科は充実したスポーツライフを送りたいと考えるスポーツ愛好家の方々の応援団です。投球時の痛みやお困りのある方はぜひ当院にご相談ください。

 理学療法士    高石

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