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9/28 院内勉強会 「鵞足炎について」

[2021.09.30]

こんにちは、藤沢ぶん整形外科リハビリスタッフの高橋(孝)です。今回は『鵞足炎について』というテーマで勉強会を開催させていただきました。

鵞足炎とは、膝の「鵞足(がそく)」と呼ばれる部位が炎症を起こしている状態です。『鵞足(がそく)』とは、膝蓋骨いわゆる膝の皿から5cm程下の内側にあり脛骨(けいこつ:すねの骨)に縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つが集まるように付いている外見が鵞鳥(がちょう)の足に似ていることから鵞足という名前がつけられました。

主な症状は運動後などの痛みです。鵞足部に圧痛があったり、腫れや熱を生じることをあります。

原因として、膝の形やバランスが崩れる変形性膝関節症や、スポーツにおける膝の曲げ伸ばし動作や膝から下を外側にひねる動作(特に外側へのひねり)が挙げられます。種目別には、主にランニング、そしてバスケットボール、サッカー、水泳の平泳ぎといったスポーツに多いです。

治療には、注射や、体外衝撃波などに加えて、股関節、膝周囲の筋のストレッチ・筋力強化による内外のバランス調整とフォーム調整が重要です。

今回の勉強会では鵞足炎についての知識を深めることができました。スポーツや日常生活で膝の内側の痛みでお悩みの方は是非相談ください。

これからも藤沢ぶん整形外科は地域の皆様とスポーツ愛好家の皆様ために日々研鑽に努めてまいります。よろしくお願いします。

理学療法士 高橋(孝)

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