今日、10月20日は世界骨粗鬆症デーですね。

世界骨粗鬆症デー(WOD)は、1996年にイギリスで始まり、1998年以降は、国際骨粗鬆症財団(IOF・本部スイス)により骨粗鬆症と骨代謝障害の啓発を目的として続けられています。「世界中から骨粗鬆症による骨折をなくす」ことを目標に世界規模でキャンペーンを展開しています。

1996年以降、その年のテーマが掲げられて続けられています。印象に残っているのは、2014年のもので、“Stop at One. Make your first break your last”(1回で終わりにしよう。最初の骨折を最後の骨折に）でした。今年2022年は、”Step Up for Bone Health”です。”骨の健康のために立ち上がりましょう！”ということかなと思いましたが、国際骨粗鬆症財団のホームページにあるポスターの日本語版をダウンロードしたら、”さあ骨活の時間です！”と訳されていました。なるほど、うまいこと訳しますね。生活習慣を食生活と運動習慣の面から見直して、骨を丈夫にしましょうというテーマなのでした。

骨粗鬆症デーにちなんで、昼休みに自分の骨密度を当院の骨密度測定機（DEXA法）で測ってみました。そしたら、なんと、腰椎の骨密度が思いのほか低くてびっくりしました。運動はしているし、食生活もそんなに悪くないはずだし、日光にも充分当たっていますが、、、反省です。自分の骨活を見直すことにしました。

皆様も、この世界骨粗鬆症デーをきっかけに、一度骨密度を調べてみてはいかがでしょうか？

当院では、信頼性の高いDEXA法の骨密度測定機を使って、腰椎と大腿骨の骨密度を測定することが可能です。さらに骨代謝マーカー、ビタミンD、ビタミンKを含む採血によりより詳しい骨粗鬆症の評価を行い、適切な治療法を提案しています。ぜひご相談ください。

骨粗鬆症財団のポスターを貼っておきます。参考になり、おすすめです！