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1/21 院内勉強会 ”ランニング障害の運動療法”について

[2022.01.27]

みなさんこんにちは。藤沢ぶん整形外科リハビリスタッフの織田です。今回は”ランニング障害の運動療法”について勉強会を行いました。

ランニングにおいて、股関節を曲げる主動作筋である腸腰筋と骨盤を安定させる中殿筋が適切に働くことが重要と言われています。しかしそれらが上手く機能しないときに大腿筋膜張筋がメインに働き、それが膝外側部痛へとつながります。また、正面からのランニングフォームで膝が内側に入っている場合は、内転筋群の緊張が上がり、膝内側部痛に繋がったり足部の不調に繋がります。さらに、骨盤の側面から見た傾きが不良であると、腰背部の筋肉や関節に負荷がかかり腰痛につながります。

今回はランニングフォームの診るべきポイントを確認し、改善につながるリハビリテーションとトレーニングの方法をスタッフ全員で確認しました。

実際にランニングマシンで走って動作をチェックすることもありますが、片脚スクワットの動作を見て、各ポイントをチェックすることである程度の評価が可能です。まず、片脚スクワット評価に基づいたリハビリテーションと、トレーニングを行います。さらに、状況に応じてランニングマシーンでの動作チェックを行い、フォームの調整を行います。ランナーといっても、体格、レベルさまざまです。ランナーそれぞれにあった、走りやすく、負担のかからないフォームを獲得することも重要と考えています。

ランニング愛好家やスポーツ愛好家の方々のお役に立てるようにこれからも頑張ります。

P.S.スタッフ一同で参加を予定していた1/23の藤沢市民マラソンは中止となりました。残念です。みんなで挑戦する日まで、トレーニングに励みます。

理学療法士 織田

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