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第37回宮古島トライアスロンに参加してきました。

[2023.04.18]

第37回宮古島トライアスロンに参加してきました。

海を3km泳ぎ、宮古島を自転車でほぼ1周(123km)して、最後に30km走る大会です。有名なアイアンマンはもっと長いのですが、トライアスロンの分類では、ロングに分類される大会で、この距離は初めてでした。

スイム会場の前浜ビーチは、どこまでも透き通っていて、底の波紋がずーっと見えるコースでした。前日に試泳をしましたが、いつまでも浸かっていたいという感じで。自転車コースは、至る所で綺麗な海が視野に飛び込むとても素敵なコース。福島の内陸で育ち、海の光景に強い憧れが刷り込まれている自分は、不意に現れる眩しい光景に、心を揺さぶられて、たまらず目頭が熱くなる時さえありました。最後のランは、心の奥底でずっと不安に感じていた部分でしたが、案の定きつかったのでした。走るとすぐに心拍が上がり、オーバーヒートしそうになり。決して平坦ではないコースで、28℃の炎天下、街路樹の脇を通るたびにセミの鳴き声が響いていました。完全に夏でした。どんなセミなのかちょっと気になり、街路樹をチェックしたい衝動に駆られましたが、歩みを止めることが怖くて、グッと堪えて前進。どんなに辛くても前に進めば終わりが来る、この事実は裏切らず、スタートしてから8時間40分16秒後にゴールに辿り着きました。

大会参加者は、1000人を少し超える数でした。この一人一人が、大会に向けてこなしてきた膨大な練習と、大会にかける想いを想像して感動するとともに、この中に自分がいることをとても嬉しく誇りに思ったのでした。

宮古島では、新しい出会いがあったり、ソーキそばを食べたり、珊瑚のかけらを拾ったり、とても良い時間を過ごしました。

宮古島がトライアスロンで有名な島なことは知っていましたが、その宮古島トライアスロンが”ロング”に分類される大会だということは、トライアスロンを始めてから知りました。初めは、この世界はちょっと厳しいな~と思っていました。でも、練習仲間が有名なアイアンマンに出て、華麗に駆け抜ける姿を見て、憧れが募りました。夢を持ち、取り組んで、達成する。このサイクルが、今までの自分と違う自分になれる瞬間につながるのだ、と思います。まだまだ世界は広がっているようですので、いけるところまで行ってみようと思うのでした。 院長ぶん

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