本来は、今日、2020東京オリンピックの開会式のはずだったのですね。今頃、ワクワクした気持ちで過ごしていたはずなのに、残念です。午前中、江ノ島ヨットハーバーまでジョギングしてきました。オリンピックに向けて多くのヨットを他に移動したままとなっていて、人気も少なく寂しい感じでした。

来年の開催についても、新型コロナウイルス感染拡大の状況、経済的な問題など色々な問題が指摘されています。世論調査では、来年東京オリンピックを開催できると考えている人が、全体の約３割しかいないことが示されています。非常に厳しい状況です。

テレビの街角調査で、「アスリートは国の財産のようなものだから、危険に晒すのはいけないんじゃないか。」という意見がありました。聞いていて、なにか引っかかるものがありました。

アスリートがどんな気持ちで今日を迎えたか？アスリートがなぜ辛い練習をして、オリンピック代表を目指すのか？これを思います。市民マラソンのレベルだって、目標があるから頑張れると思います。自分がマラソンに取り組み始めたのは、飲み会の話の流れで東京マラソンに応募して、たまたま当選したのがきっかけですが、「東京マラソン」という目標があってこそ、走り込めて完走することができました。まして、オリンピックを目指すレベルでは、その取り組みは相当の思いのはずです。来年の開催が不透明な中で、モチベーションを保つこと、練習を続けることはとても苦しい状況なのでは。新型コロナ問題、経済問題と障壁は決して小さくないですが、東京オリンピックを目標に頑張っているアスリートの方々の希望が繋がる1年になることを祈ります。