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スタッフブログ

6/28 院内勉強会「距骨の後方滑り込み障害のリハビリテーション」について(2022.06.28更新)

こんにちは。理学療法士の齊藤です。

本日は、「距骨の後方滑り込み障害のリハビリテーション」というテーマで勉強会を開きました。

足関節のアライメント不良の代表的なものに、踵骨の回内•回外、距骨の後方滑り込み障害があります。今回は、この「距骨の後方滑り込み障害」にフォーカスを当てて勉強会を行いました。

「距骨の後方滑り込み障害」とは、正常時に認められる足関節背屈動作での距骨の後方への滑り込みが制限されている状況です。

原因としては①乳幼児期からの動作習慣や姿勢②アキレス腱や腓骨筋の柔軟性低下③シンスプリントの既往による脛骨内側遠位部の滑走不全などがあります。治療せずにいると、インピンジやアキレス腱炎、膝の靭帯損傷など様々な整形疾患に繋がっていきます。

距骨の滑り込み障害の評価は、足関節背屈時の内果と舟状骨結節の距離(NMMD)を測り、5センチ以上だと滑り込み不良と判断します。また、Mortise test(足関節を多動的に背屈させて内旋させた時の骨の制動を診る事)で距骨が後方にしっかり滑り込み安定するかどうかを評価できます。

治療は、①脛骨内側縁とアキレス腱上の皮下脂肪リリース②下腿三頭筋の滑走不全への筋リリース③長母趾屈筋の滑走不全へのリリース④屈筋支帯の滑走不全へのリリースがあります。

 今回、実際に評価してみて、陽性者が数名おり、その全員が過去に捻挫経験があることがわかりました。距骨のアライメント障害は身近で、他の関節に負担が及ぶ前に予防する事も大切だと感じました。また、膝や足部など下肢の障害が距骨のアライメント障害から派生している場合もあることから、下肢疾患のリハビリテーション治療において、距骨の評価とそのアプローチも必須と再確認いたしました。

これからも私達は地域の皆様、スポーツ愛好家の方々に、的確な診断と適切なリハビリを提供できるように日々研鑽に努めてまいります。よろしくお願いいたします。

理学療法士 齊藤

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