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スタッフブログ

6/17 院内勉強会「グローインペイン症候群の評価とリハビリテーション」について(2022.06.17更新)

こんにちは、藤沢ぶん整形外科リハビリスタッフの高橋(孝)です。

今回の勉強会のテーマは「グローインペイン症候群の評価とリハビリテーション」についてです。

グローインペイン症候群は、キック動作を繰り返すサッカー選手やランニングなどに起こる鼠径部(脚の付け根)周辺の痛みのことです。広範囲の痛みであるため疾患も統一しておらず診断や評価が困難でした。2014年11月にこのグローインペインの病態や診断の分類を目的として、カタールのドーハでThe First World Groin Pain Conferenceが開催されました。

その結果、触診と抵抗時(負荷時)痛を中心とした身体所見、画像所見による評価を用い、①内転筋関連鼠径部痛、②腸腰筋関連鼠径部痛、③鼠径部関連鼠径部痛、④恥骨関連鼠径部痛、⑤股関節関連鼠径部痛の5つに分類されました。

今回の勉強会では、各分類の評価方法の確認と、リハビリテーションの進め方、そして復帰の判断材料となる身体評価の項目を学びました。

サッカーにおけるキック動作では、身体を弓のようにしならせることで力を生んでおり、痛みのある部位のみでなく全身の動きを改善することが重要です。そのため、リハビリテーションでは、まず、局所の安静、リラクゼーション、ストレッチなどで痛みの改善を図ります。その上で身体の土台として必要な「股関節や上半身の可動性」「体幹を中心とした身体の軸の安定」をしっかり改善します。さらに、筋力の向上と、全身の動きの協調性を高め、最後に競技内容に即した動きでのパフォーマンスを向上させ、競技復帰を目指します。

これからも地域の皆様やスポーツ愛好家の皆様の期待に応えるリハビリテーションを提供できるよう、日々研鑽に努めてまいります。

理学療法士 高橋(孝)

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