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7/19 院内勉強会「足部のリアライメント」について

[2022.07.19]

こんにちは。理学療法士の齊藤です。本日は前回に続き「足部のリアライメント」というテーマで勉強会を開きました。

足関節の底屈位の不良アライメントの代表的なものに、「距骨前方滑り不足」があります。距骨が正しく前方に滑り出ないと足関節底屈の可動性が低下したり、脛骨後果と距骨後突起との間でインピンジが起こり疼痛が発生する事があります。

評価は、足関節底屈時に正中位で行えるかどうかで判断します。距骨に拘縮がある場合は内旋が起こり、母趾が低位になります。

リハビリテーションとして、①足関節前方の皮膚滑走の改善、②前脛骨筋腱後方の滑走改善、③上下の伸筋支帯の滑走改善を行います。今回は、この評価と、手技を試しました。メンバーの中には捻挫経験者が数名おり、その中の1人で底屈時の違和感が改善しスムーズになった自覚がありました。

臨床では、足関節捻挫後の患者さんのリハビリテーションにおいて、可動域は比較的スムーズに改善しても、違和感が中々取れないこともあります。このため、違和感に対しての治療に難しさを感じていました。この手技は即効性があり期待できそうです。

これからも私達は地域の皆様、スポーツ愛好家の方々に、的確な診断と適切なリハビリを提供できるように日々研鑽に努めてまいります。

よろしくお願いいたします。

理学療法士 齊藤

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